2025年6月12日(木)・14日(土)、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン1F「ミライの食と文化ゾーン」学びのデモキッチンの期間限定イベント「BeeeY Femtech Park2025 in 大阪・関西 万博 〜骨さん、おおきに!〜」でワークショップを担当しました。
担当したワークショップは以下の2つです。
- 骨が喜ぶ食材の「味探偵になろう」〜五基本味を知って、ミカクリストにチャレンジだ!
- 骨が喜ぶ運動ってなあに?〜ジャンプ博士になろう!
このイベントは、慶應義塾大学SFC研究所と日本抗加齢医学会が共同で企画する、日本初のFemtech推進プロジェクトです。「骨ヤセ予防・骨づくり」という重要な健康テーマを、楽しみながら学べる革新的な取り組みとして注目を集めています。
「骨が喜ぶ食材」ではエイト特派員(サイエンスコミュニケーター・ 佐伯恵太さん)、健康科学者・本田由佳先生、NHKラジオ・テレビ体操指導者・岡本美佳さんと一緒に担当させていただきました。また、「骨が喜ぶ運動」では、元シルク・ドゥ・ソレイユ アーティストの藤巻立樹さんと担当させていただきました。
各分野の第一線で活躍するスペシャリストの方々と共に、いかに「科学的根拠(エビデンス)」を「楽しい体験」へと翻訳したか、そのプロセスをご紹介します。
背景と課題
「骨の健康」という、一見すると子供たちには遠く感じられるテーマを、いかに自分事として捉え、自発的な行動(食・運動)に繋げるかが課題でした。 また、異なるバックグラウンドを持つ専門家(研究者、体操指導者、アーティスト等)の知見を一つのプログラムに統合し、エンターテインメント性と学習効果を両立させる高度な設計が求められました。
今回のアプローチ
専門家の知見を「体験の物語」に編み直す、エデュテインメント(娯楽教育)の手法を導入しました。
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五感を研ぎ澄ます「味探偵」の設計: 健康科学者や体操指導者、サイエンスコミュニケーターの方々と連携。知識の伝達だけでなく、実際に「五基本味」を味見するワークを通じ、味覚を意識することが健康的な食事選びに繋がることを直感的に理解できるフローを構築しました。
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身体知を呼び起こす「ジャンプ博士」の演出: 元シルク・ドゥ・ソレイユのアーティストと協働。骨に刺激を与える「ジャンプ」という運動を、単なる作業ではなく「喜び」を伴う表現活動へと昇華。その場で体を動かすことで、理論と実感が一致する瞬間をデザインしました。
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「翻訳者」としてのファシリテーション: 専門家が持つ高度な知識を、子供たちの日常言語へと翻訳。多職種が混ざり合う現場において、学習目標を見失わずに全体を調整するディレクションを行いました。
結果と反響
各回定員20名(立ち見含め多数)の親子が参加し、会場は終始熱気に包まれました。
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全員満足の達成: アンケート等を通じて、参加者全員からポジティブな評価を獲得。難解になりがちな健康教育を、笑顔溢れる体験へと変換できました。
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多職種連携の成功: 異なる分野の専門家それぞれの強みが最大化されたプログラムとなり、主催者からも「科学とエンタメが高いレベルで融合していた」との評価をいただきました。
多くの方に参加し、楽しんでいただけたことを心より嬉しく思います。
- 参照
- 大阪・関西万博 期間限定イベント「BeeeY Femtech Park2025 in 大阪・関西 万博 〜骨さん、おおきに!〜」でワークショップを担当します
まとめ:お問い合わせについて
科学コミュニケーター 漆畑文哉は、「五感(身体)を通じた学び」や、「研究者・アーティスト等の多職種が連携するプロジェクト」の設計・コーディネートを承っております。
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多職種連携のハブ: 異なる分野の専門家を繋ぎ、一つの学習目標に向けた一貫性のあるプログラムを構築します。
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身体性を伴う体験設計: 食育、運動、環境など、頭だけでなく体を使って理解する「身体知」を重視したワークショップをデザインします。
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ナショナルプロジェクトへの対応: 万博関連イベントのような、公共性・注目度の高い場における確実な運営と高い満足度を両立させます。
「専門家の知見を、子供たちが熱狂する体験に変えたい」「異業種を巻き込んだユニークな教育イベントを企画したい」とお考えの自治体・企業・教育関係者の皆様、ぜひ以下のお問い合わせフォームよりご相談ください。