【実績】世界的な研究者と創る対話の場|ケア情報学研究所オンラインセミナーの司会・進行を担当

2021年11月9日(火)17:30〜19:00、静岡大学ケア情報学研究所・一般社団法人みんなの認知症情報学会共催、浜松いわた信用金庫FUSE・石川県加賀市協賛の一般向け無料オンラインイベント、第10回心身健康デザイン連続セミナー 「人々をつなぎ、思考を広め深めるコンピュータサイエンス 」の司会を務めさせていただきました

イベントでは、パソコンの父・アラン・ケイの元で20年以上にわたり研究・開発活動をされ,カリフォルニア在住でベンチャーを設立し活躍中の大島芳樹さんにご講演いただきました。コンピューティングのパイオニアたちが、コンピュータ(ハードウェア)によってどのような未来の社会が到来するかを想像し、コンピュータをアイデアを作り、伝えるメディアとしての共同作業による知の拡張を目指していたことが大変印象的でした。

人々をつなぎ、思考を広め深めるコンピュータサイエンス

背景と課題:「ごちゃまぜ」の知をどう編み合わせるか

ケア情報学研究所は、AIを利活用した健康な社会創造を目指す研究機関です。本セミナーは、専門家から市民までがフラットに集まる「ごちゃまぜ」の学びを大切にしています。

  • 課題: 大島さんのような世界的先駆者の高度な知見を、いかにして多様な参加者の日常や「地域のケア」という文脈に接続するか。

  • オンラインの壁: 一方的な講演に終始せず、参加者の熱量を引き出し、双方向の交流へと昇華させる必要があります。

今回のアプローチ:教育学的視点による「越境学習」の支援

私は教育学(学習科学・協調学習)の知見をベースに、参加者が主体的に議論に介入できる「足場かけ(スキャフォールディング)」を設計しました。

  • チャットを介した「思考のリアルタイム可視化」: 講演中、参加者から寄せられる多様な問いや気づきをリアルタイムで構造化。大島さんの語るテクノロジーの潮流と、現場の「ケア」の視点を結びつける問いを投げかけ、対話を深めました。

  • 専門知の翻訳とナラティブの共有: カリフォルニアの最先端の視点と、日本の地域づくりの文脈。その間にある「共通言語」をファシリテーションによって導き出し、専門職でない参加者も置き去りにしない場作りを徹底しました。

  • 「ごちゃまぜ」を加速させる場作り: 肩書きを超えて互いに学び合う「コミュニティ・オブ・プラクティス(実践共同体)」の考え方を応用。リラックスしつつも、知的な刺激に満ちた交流のテンポをデザインしました。

結果と反響:場所を超えて響き合う「知の交差点」

セミナーは非常に活気あるものとなり、終了後のアンケートでも極めて高い満足度をいただきました。

  • 参加者の声: 「大島さんの世界観に触れ、テクノロジーがケアに寄り添う未来にワクワクした」「チャットを通じて議論に参加できたことで、自分事として考えられた」といったフィードバックをいただきました。

  • 成果: 物理的な距離や専門性の壁を超え、参加者一人ひとりが「これからの健康と社会」について新しい問いを持ち帰る、質の高いオンライン学習の場となりました。

イベントではZoomとYouTube Live合わせて150名近い方が平日にも関わらずご参加くださいました。登壇された大島芳樹さんと参加された皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

  • 参照
    • 一般社団法人みんなの認知症情報学会

まとめ:提供する「知の社会実装」支援

科学コミュニケーター 漆畑文哉は、先端技術や専門知が「人の暮らし」や「現場のケア」に正しく接続されるための対話のデザインを得意としています。

  • オンライン・トークセッションの企画・進行: 専門家と市民を繋ぎ、深い納得感を生む対話の場を構築します。

  • 教育学的知見を活かしたコミュニティ形成: 領域横断的な学びを促進し、参加者の変容を促すワークショップを設計します。

  • 先端技術のコンセプト翻訳: AIやDXといった難解なテーマを、社会価値として言語化し、発信するサポートをします。

世界的な専門家を招いたイベントや、多様な主体が参加する「ごちゃまぜ」の学びの場をデザインしたいとお考えの方は、ぜひ以下のお問い合わせよりご相談ください。

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