日本科学未来館1F企画展では「MOVE 生きものになれる展」では、自分の体を使って生き物の生態を体験する展示が2018年4月8日まで開催中です。走ったり、丸まったり、滑ったり。大人も童心にかえって夢中になれる展示です。
この企画展にちなんで、5F常設展の中央「コ・スタジオ」で、私が企画・開発したサイエンスミニトークを2月から行っています。その名も「きみはいきもの?」です。幼児も気軽に参加できるミニトークとなっていますので、ご来館の際にはぜひ私のミニトークにもお立ち寄りください。
このミニトークは、写真に写っているものが「生きているか(生き物か)」どうかを参加者といっぱいおしゃべりしながら、「いきものとは何か?」について考えていくと同時に、大人の方は「子どもたちがどんなふうに世界を認識しているか」を感じることのできるトークです。写真の中には、大人でも「これは?」と思うようなものも出てきます。
科学者の見る世界とは別に、あなたもまた何か理由があって世界をそのように見ているはず。私たちは科学者の築いた知識(=世間で共有されている知識)と自分の世界観が違うとき「間違えた」とか「恥ずかしい」と思いがちですが、その前に、どんなところが違うのかという点にぜひ注目して見てほしいと思っています。見方が違うのにも、必ず理由があるはずです。
ぜひ、あなた自身の世界観を一緒に探ってみませんか? 小さなお子様大歓迎です。お待ちしております。
- 参照
- 講談社の動く図鑑MOVE