【実績】発達心理学から読み解く子どもの『わかる力』|オンライン交流会のファシリテーションを担当

2021年10月3日(日)14:00〜16:00、一般社団法人みんなの認知症情報学会主催の会員向けオンライン交流会『「なぜ この子は〇〇するの?」を考える子育て:発達の順序を理解し、子どもの「わかる力」を見つめよう』のファシリテーターを務めさせていただきました

話題提供はチャイルド・ラボ所長の沢井佳子さん。「ひらけポンキッキ」や「しまじろうのわお!」の制作に携わってきた、発達心理学のプロです。これまでの教育視聴覚教材や学習コンテンツの開発で培われた、子育てで見られる子どもの「認知」の「発達」についてお話しくださいました。

【ファシリテーター担当】「なぜ この子は〇〇するの?」を考える子育て:発達の順序を理解し、子どもの「わかる力」を見つめよう

背景と課題:ネット検索では届かない「納得」を求めて

子どもの行動の理由が分からず、イライラや不安を抱えてしまう場面。ネットで調べれば「正解らしきもの」は出てきますが、目の前の子どもを理解する「視点」を養う場は限られています。

  • 課題: 幼児期という「認知のクレッシェンド期(発達の加速期)」において、子どもの行動の裏側にある「発達の順序」をいかに理解するか。

  • 狙い: 発達心理学という専門知を、親御さんが子どもへ「愛情を込めて接する」ための具体的な力へと変換すること。

今回のアプローチ:教育学的知見による「専門知の翻訳」

私は教育学(学習科学)のバックボーンを活かし、沢井先生の高度な知見を、参加者が自分の家庭に持ち帰れる「生きた知恵」へと繋ぐファシリテーションを行いました。

  • 「問い」の構造化とナビゲート: 参加者から寄せられる「日常の困りごと」を、沢井先生が語る「発達心理学の視点」へと接続。単なるQ&Aに留まらず、子どもの「わかる力」を一緒に見つめるための思考のプロセスを設計しました。

  • チャットを活用したリアルタイムな共創: 講演中もチャット欄から溢れる参加者の気づきを丁寧に拾い上げ、対話に組み込むことで、画面越しでも「共に学んでいる」という一体感を醸成。参加者が主体的にリフレクション(内省)できる環境を構築しました。

  • 「愛情」を具体化する言葉の選定: 「愛情を持って接する」とは具体的にどういうことか?先生の言葉を、参加者が明日から実践できる具体的なコミュニケーションのヒントへと翻訳し、提示しました。

結果と反響:安心感と新しい「視点」の獲得

会を終えた参加者の皆さんからは、非常に高い満足度をいただきました。

  • 参加者の声: 「子どもの行動の理由が分かり、イライラが『面白い観察対象』に変わった」「専門的な話を、自分の子育ての文脈で理解できた」といった、変容の兆しが見える声をいただきました。

  • 成果: 専門知が親子のコミュニケーションを豊かにするための「道具」へと変わる、質の高いオンライン共同学習の場を実現しました。

登壇された沢井佳子さんと参加された皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

  • 参照
    • 一般社団法人みんなの認知症情報学会

まとめ:提供する「学びの橋渡し」支援

科学コミュニケーター 漆畑文哉は、教育学の理論をベースに、専門的な知見を社会のニーズに合わせて「翻訳」し、実装するサポートを行っています。

  • 専門家を招いたオンライン対話の設計: 権威ある知見を、参加者の目線にまで引き下げて届けるファシリテーション。

  • 「子育て・教育」のアップデート: 発達心理学や学習科学に基づき、大人の「教える」を子どもの「学び」に変える場を創ります。

  • 情報の翻訳(コンテクスト化): 難解なテーマを、特定の対象者が「自分事」として捉えられるナラティブへと再構成します。

専門職、研究者、教育関係者の皆様。その貴重な知見を、必要としている人々に「響く言葉」として届けたいとお考えの方は、ぜひ以下のお問い合わせよりご相談ください。

【ファシリテーター担当】「なぜ この子は〇〇するの?」を考える子育て:発達の順序を理解し、子どもの「わかる力」を見つめよう
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