【イベント企画・運営】オープンラボ「子どもの目線でふれる世界」

2018年9月15日(土)〜17日(月)の3日間、企画・運営に携わった科学イベント『オープンラボ「子どもの目線でふれる世界」』が日本科学未来館で行われました

【イベント企画・運営】オープンラボ「子どもの目線でふれる世界」

オープンラボ(旧「ともにつくるサイセンタン」)というイベントは、多様な市民の意見や視点を反映した研究活動の推進を図るため、来館者を交えた実証実験や研究調査等を行うことを目的とした、日本科学未来館のイベントです。

今回のイベントは慶應義塾大学環境情報学部 准教授の中谷正史先生(触覚科学・生理計測)と、同学部 教授の今井むつみ先生(認知科学・発達心理学)のもとで行われました。2つの研究室による合同開催は未来館でも過去に例のない企画でした

内容は、子どもの認知はどのように発達するのか、”遊び”との関係に注目した2種類の研究です。中谷先生は、1歳前後の子どもを対象にした触覚と視覚を計測する装置開発のための実験、そして今井先生は、3〜6歳をの子どもを対象にした触覚と言葉(オノマトペ)の関係をさぐる実験です。

このイベントでは親子で参加し、子どもは遊びながら実験に参加し、保護者は研究者と直に子どもの発達や成長についての研究成果のフィードバックを受けることができ、非常に満足していただくことができました。研究者にとっては、大学で行う実験の参加者とは異なる、より様々で成長過程や個性の異なる子どもを対象にすることになり、実験を繰り返す中で調査方法がさらに精度を増していきました。

3日間という長い期間の中、一緒にイベントを作ってくださった慶應大学の中谷研究室と今井研究室の先生方、そして学生のみなさま、参加してくださった全ての方に深く御礼申し上げます。

  • 参照
    • オープンラボ「子どもの目線でふれる世界」赤ちゃん研究員募集中|慶應義塾大学 中谷正史研究室
【イベント企画・運営】オープンラボ「子どもの目線でふれる世界」
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